宇野千代ゆかりの地という説明が付されたこの駅は、
「洋風建築の駅」としてモダンな駅舎が
鉄道ファンのみならず懐古趣味の方々にも知られています。
この駅舎は昭和54年に「開業50周年」を記念して復元されたもの。
開業当時の姿にそっくりに作られているそうです。
実は、駅名も開業時とは異なっています。
昭和4年、開業した時には「岩国駅」でした。
それまで岩国駅だった山陽本線の岩国駅は麻里布駅と改称しまして
13年間続いたそうですが、昭和17年に麻里布駅は岩国駅に、
そしてこちらは現在の駅名「西岩国」となりました。
現在、駅舎の所有権はJR西日本ではなく岩国市にあって、大切に管理されています。
そして有名な錦帯橋への拠点として活用できる駅でもあります。
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